
「家族を守る!主婦の防犯・防災大作戦!!」最初の記事。
身近に発生するこんな事案を調べてみました!
最近、暑い夏の日に窓ガラスが割れてしまうという事案が増えているそうです。
この原因の一つとして、窓ガラスに埋め込まれた鉄線が関係していることが考えられます。
今回は、なぜ鉄線入りの窓ガラスが熱で割れてしまうのか? そのメカニズムと対策について調べてみました。
鉄線入り窓ガラスとは?
鉄線入り窓ガラスは、ガラスの中に鉄線が埋め込まれているタイプの窓ガラスです。
ガラスの中に、駐車場フェンスのような斜めに組まれた鉄網が入ってるガラス。
鉄線が入っていることで、ガラスが割れた場合でも飛び散ることを防ぎ、安全性が向上します。
そのため、学校や公共施設などでよく使用されています。
私が以前住んでいた賃貸マンションの大きな窓の下半分もこの窓でした。
鉄線でガラスが割れるメカニズム

鉄線がガラスに埋め込まれていることで、通常の窓ガラスよりも強度が高いと思われがちですが、実は熱による影響を受けやすくなります。
理由は次の2点。
- 熱膨張の差:ガラスと鉄は異なる材料であり、それぞれの熱膨張率も異なります。高温になると、ガラスと鉄が異なる速度で熱くなって膨張し、内部に応力が生じます。
- 鉄線の加熱:特に夏の日差しが強い日には、窓ガラスに直接日光が当たり、鉄線が急激に加熱されます。鉄は熱を伝えやすいため、ガラス全体に不均一な温度分布が生じ、これが割れる原因となります。
対策方法
まず最初に太陽の直射で熱せられている窓はどれかを把握しましょう。
そして、対策を一言で言うと「温度差を小さくする」事。
「太陽の直射で熱せられている窓」に対する具体的な対策は次の通りです。
1. 遮熱フィルムの使用は控える
網入りガラスに遮熱シートを貼ると、ガラスに熱がこもってしまいます。
使うなら網入りガラスに対応しているシート(必ず注意書きを確認!)を選びましょう。
断熱・結露防止・飛散防止といったシートも同じで、特に色付きのシートに熱が溜まりやすいそうです。
2. 雨戸を閉める
遮光カーテンは熱を溜め込みやすいので、ガラスと接触していると部分的に過熱されてしまい温度差が大きくなってしまいます。
つまり家具などでカーテンを窓ガラスにピタッと触れさせている場合は注意。
閉鎖できるなら雨戸を閉めてしまう事で、窓への直射を防ぐだけでなく、室内の冷房効果をUPさせる恩恵も受けます。

我が家はこの方法で「太陽が直接当たる時間だけ雨戸を閉鎖」しています。
冷房効果は体感爆上がり!!です(笑)
3. 冷房の風の向き、室外機にも注意
冷房の風を太陽直射で熱している窓ガラスに直接当てないようにしましょう。
扇風機・サーキュレーター軌道を変えた冷房の風は窓に当たっていませんか?
特にマンション住まいの方は、ベランダの室外機の排熱(熱い風)にも注意が必要だそうです。
4. ガラスの交換
もし可能であれば、鉄線入りのガラスから強化ガラスや複層ガラスに交換することも検討してみてください。
これらのガラスは鉄線が入っていないため、熱による割れのリスクが低くなります。
法律で設置が義務付けられている(特にマンションとか)ガラスの場合があるそうです。
業者さんへ要相談ですね!
まとめ(+防犯情報)
窓ガラスの鉄線が熱で溶けて割れる問題は、夏の暑さ(特に太陽による直射)によるものであり、適切な対策を講じることで防ぐことができます。
このブログでは、これからも少しでも為になる情報を発信していきますので、どうかよろしくお願い致します!!
ん!? なんかアイちゃんが情報を仕入れてきたみたいですよ?

警察のお友達からの情報デス。
「鉄線入りガラスは防犯ガラスじゃない」。
割れてもガラスが飛散し難くする為の鉄線だよ。
だから見た目と違い、防御力は低いそうです。